にじ

正月に孫たちがやってきた。末っ子が幼稚園で習った歌を歌っていた。
「にじ」という曲。長年、幼児の育児から遠ざかっているので知らない歌である。
YOUTUBEで検索すると大量にアップロードされている。

そこで我が家でも孫たちに歌わせて動画を作ってアップロードしてみた。
歌はさすがにヘタクソだが、元気だけはある。


背景はかわいい孫の歌っているところを公開したいところだが、親の了承得られないので自分でセットを作った。
シンガーミシンはダイソーで
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P1116949 posted by (C)オトジマ

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家はセリアで100円
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お地蔵さんは宇納間地蔵で買ったもの。本当は祈願を書いて中に入れ奉納する。
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灯台は椅子の足を切って作った。
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漁船はメルカリで1000円
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だんだん面白くなって、セリアで他のレジンのミニチュアを買ってきてジオラマ風に撮ってみた。
100円でこんな手の込んだものが買えるなんて素晴らしい。
昭和レトロ風のボンネットバスやオート三輪。なつかしいなぁ。
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このカブも100円ですよ!
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1940年代風の飛行場。DC3はダイキャスト製でセリアではない。格納庫は紙粘土で作った。カマボコで作った方が早い。
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P1196964 posted by (C)オトジマ

YOUTUBEで「にじ」を見ていると素晴らしく上手な坊やがいる。堂々たる歌いっぷり。家の孫とは大違い。

ブレードランナー2049

ちょうど台風来襲の日曜だが、まだ吹き荒れる中、宮崎セントラルまで映画見に。
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「ブレードランナー2049」である。話題作ではあるが、アメリカでの興行成績はパッとしないとか。
公開二日目の今日の宮崎セントラルでも1スクリーンで字幕版と吹き替え版を交互上映で1日たった4回。
客席も半分も埋まらないヒドイ状態だった。さらに私夫婦を筆頭に客層は中高年が多い。つまり青年層にアピールしてないのでヒットしてない、ということのようだ。
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今作を見てみたい、と思う人は前作を見た人たちで、前作が1982年だからなんと35年前!続編にはあまりに間が空きすぎ。
当時30歳になってなかった私も今やとうに還暦を過ぎた。前作で主役デッカード役だったハリソン・フォードは今回は引退している老人役で出ている。前作で監督したリドリー・スコットが今作ではプロデュース。ストーリーも30年後の全くの続編である。観客も30歳以上老化したもの当然か。

前作は2019年のロサンゼルスが舞台。公開された1982年からすると35年後のことだから想像もつかない未来の話である。
私はストーリーはほとんど覚えていない。ただ、そこに描かれた不気味で気色悪くおぞましい未来の画像が強烈に印象に残っているだけ。いつも青空のはずのロサンゼルスは常に酸性雨が降っていて、場面は夜ばかり。町の雑踏は漢字の看板ばかりで、菅笠をかぶった人民服のアジア人の群れが自転車で行きかう。デッカードは日本人のオヤジのいるきたない店で箸でウドンを食う。
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ハリソン・フォードの背景に日本語のネオンサイン。「源」の字が見える。
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極めつけは高層ビルの壁面で嫣然と芸者がほほえむ「強力ワカモト」のネオンサインの不気味さ。これが未来社会だとしたらアメリカの白人にとっては悪夢でしかなかっただろう。日本人の私にさえ悪夢であった。

左には昔懐かしい航空会社PANAMのサインが。とうに潰れた会社であるが、今作にもこのPANAMの看板が見える。
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当時は未来社会というと明るくスマートで夢のあるイメージがあったと思うが、この作品が提示した強烈なイメージは、その後のさまざまなクリエイターに大きな影響を与えて、皆が真似して逆にスタンダードになってしまった感がある。日本でも大友克洋の「アキラ」や宮崎駿の短編「On Your Mark」などいくらでも影響をうかがえる作品がある。.

主役はライアン・ゴズリング。「ララランド」でも主役。イケメンとは思えないが。
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以下ほとんどネタバレなし
さて、「2049」の方であるが、私は全く予備知識なしに見たのでストーリーの流れがよくわからないところがあった。セリフは少なく思わせぶりな場面が多いし、観客が前作のストーリーを知っているという前提で作られている。だから、ウィキペディアでもいいから前作を復習し、今回作もあらすじを予習して見たほうがいい。私も実作をビデオで復習しておくんだった。近年はレプリカントやクローンやロボットが人格を持つようになり人間に反乱するような話もよくあるので、この作品もその系統である。それに謎解きをからめて2時間半引っ張る。話は手に汗握るスリリングな展開では全然ない。やはり見どころはストーリーの展開よりもおぞましい未来社会の圧倒的なビジュアルにある。
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今作ではあちこちでSONYのサインが見られる。制作会社がSONYだからだろう。カタカナのソニーもある。またハリソン・フォードのひそむラスベガスの廃虚ビルにはハングルの表記があるのが時代らしい。フランク・シナトラの立体映像が歌うステキなジュークボックスが出てくるがSONY製である。サムスン製だった方がリアルなんではないか?

帰りに夕刻のフローランテを覗いてみた。夜間にはハロウィンのイベントがあるらしい。
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子どもたちが仮装している。かわいいけどお金いるな。その後続々と仮装した白雪姫やスパイダーマンの子供たちがやってきた。
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芝生が美しい。ブレードランナーと対極の世界だ。
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IMG_20171029_164044 posted by (C)オトジマ

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ナミヤ雑貨店の奇蹟

朝鮮日報のコラムを読んでいたら、韓国で最も売れた日本人作家の本は、韓国で特に人気のある村上春樹の作品かと思いきや、実は東野圭吾の「ナミヤ雑貨店の奇蹟」だそうだ。コラムは東野は一日に税金を100万円納めている、と驚嘆していた。韓国のウォンはおおむね円の100倍だから一日1億ウォンということになる。韓国の新聞はなんでもすぐ金の話に持っていく。

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それはともかく、東野圭吾なんてかなり昔に読んだきり最近全然知らない。もちろんベストセラー作家であり、ドラマや映画の原作になっていることは知っているが、そうであればこそ読んでみたくなくなるという、アマノジャク傾向があるから読んでない。しかし、韓国でそんなに売れているのはどうしたもんだろう、と気になったので読んでみた。

結論的に言えばメチャメチャ面白い。売れてる作歌の作品にはハズレがないということか。アマゾンレビューを見ても、東野作品の中でももっとも面白い部類に入るようなレビューが多い。

これはミステリーやアクション系でもなく、シリアス系でも全然ない。タイムスリップの要素もあるからSF的なのかなという予断もあったが、全くSF的な要素はない。現代のおとぎ話的なハートウォーミングストーリーと言えばいいか。

以下ネタバレあり。
チンピラの若者たちが空き家に逃げ込む。空き家であるがシャッターの郵便受けに手紙が投げ込まれる。悩み相談の手紙である。若者は面白半分に返事を書く。すぐにその返事が来る。またその返答を書く。・・・・実はそのナミヤ雑貨店は商売外で手紙で人々の悩み相談に乗っていたことがあった。不思議な現象で40年前の過去の相談が今ここに投函されているのだ。チンピラたちは40年間の歴史をすでに知っているという強みを生かして返事を書く。それが過去を生きた人々に奇跡を起こし、悩みを相談した数名の人物たちの相互と、チンピラたちとの数奇なつながりが明らかになっていく・・・・・・。
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東野は1958年生で私よりやや下で、物語の背景となる時代は東野や私の青春と重なるからおなじみのものだ。だから結構年配者でも楽しめるだろう。物語は都合のいい偶然の重なるご都合主義ばかりではあるが、ファンタジーと思えば楽しく読める。

この本については朝鮮日報で見た以外になんの予備知識もなかったが、なんとこのほど映画化が成り、9月から公開だという。今からひと月ほどはテレビでさんざんその名を聞くことになるだろう。

豪華な俳優陣。
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予告編を見ると面白そうな・・・・・・


映画 メッセージ

今年のアカデミー賞の候補にナンタラとかいうタイトルのSONYピクチャーのSF作品があったので見てみよう、と思っていた。うろ覚えで検索し語感から「パッセンジャー」だったような気もするのでそれを見に行った。実は「メッセージ」が正解だった。どちらもSONY作品である。たぶん「メッセージ」の方が評価が高かったんだろう。

とにかく3月に見た「パッセンジャー」は大変面白かった。
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恒星間の移住をする巨大な宇宙船の話。120年もかかるので5000人の乗客は冷凍睡眠する。何らかのミスで途中で一人目覚めてしまった男の話で、たった一人の話だからロビンソンクルーソーみたいなことになる。それではドラマにならないのでもう一人女性が目覚める。たった二人でもドラマを2時間もたせるのは大変だから宇宙船内のバーのバーテンが登場する。これがロボットなのだが重要な役回りとなる。
戦いも陰謀もアクションもないが文句なしに見ごたえがあって大変面白かった。SFとはいいながら人間ドラマとしてよくできているからだろう。

というところで今日見たのがアカデミー賞10部門ノミネートという本命の「メッセージ」(原題・ARRIVAL・とーちゃこ)。
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いわゆるファーストコンタクト物である。この手は見飽きるほど作られ続けている昔からのSFの基本設定。陳腐なテーマに今さらどうやって新味を出せるのか?

確かに大人向けだが、結論的には…あまり面白くない。とにかく不必要に思わせぶりで話が明快でない。例によって異星人の巨大宇宙船が飛来する。コンタクトを取るべく米政府と女性主人公の言語学者が異星人の言語分析を試みる過程が長々とある。恒星間飛行を実現するくらいの超絶した科学テクノロジーを持つ異星人なら苦も無く地球人の言語体系を分析して意思疎通を可能ならしめるはずだが、どういうわけか彼らは一切その努力をしない。地球人の遅々たる解析に委ねた結果、不用な誤解を生じて危機を招く、という初歩的な欠陥をもつストーリー。たまたま主人公が未来予知能力を持っていたので間一髪で危機を逃れる、というご都合主義。大仕掛けだが、SFを読みなれた人にとっては腑に落ちない話なのが残念。

近年はCGで不可能な表現はないのでスペクタクルでもはや誰も驚かない。スターウォーズがつまらないのはドラマの底が浅いから。子供の頃からSFが好きで、SF映画ならなんでもよかったが、歳を取るとさすがにスペースオペラ系は見れない。アマゾンプレミアムで無料で見れる洋画にもSFはたくさんあるが、やはりコストのかかったリアル系でないと全く見る気がしない。

そのなかで予備知識なしにたまたま見た「エクスマキナ」なかなか面白かった。10年前の日本アニメとは全く別作品。
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これまた登場人物は隔絶された密室にほとんど二人。そこに例によってアンドロイドの女性が加わる。これまた「パッセンジャー」のバーテンと同様に歴然たるロボット。体の内部メカがスケスケなのに妙にエロティック。もちろん生身の人間が演じているのではあるが。ロボットが人格を持つという近未来にありうるんじゃないか、というミステリー仕立ての不気味な話。どうやら最近のSFは登場人物の少ないのが面白いんじゃないか。昨年の「オデッセイ」(原題・MARTIAN・火星人)もほとんど火星でのロビンソンクルーソー状態の一人芝居だがとても面白かった。

この世界の片隅に

昨年のキネマ旬報日本映画ベストワンに選ばれたのはアニメ作品「この世界の片隅に」であった。去年のメガヒット「君の名は」ではなかったのである。映画関係のプロの間では「君の名は」よりも「この世界の片隅に」の方が圧倒的に評価が高かった、といえる。大変遅まきながら延岡の映画館で今上映中なので見に行った。



なにやら戦時中の呉を舞台にしている、くらいしか知らずに、ほとんど予備知識なしで見る。 原作者の漫画家・こうの史代も監督の片渕須直も私には全然おなじみではない。

広島市で生まれた女性「すず」の戦前の子供時代から呉に嫁いだ戦中、終戦を迎えるまでを描く。ほとんどはささいな日常生活の描写である。しかし時代が戦中だけに終盤にはどうしても戦争の様子は描かれる。呉は軍港であるから米軍の執拗な攻撃にさらされる。しかし呉の初空襲は終戦間際の昭和20年3月と意外に遅い。広島は隣町だから原爆も関係してくる。軍人ではない一般市民のすずにも悲劇は襲う。
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原作はこうの史代の雑誌連載マンガである。3巻組でそこそこ長い。アニメ化にあたってはかなり端折った部分もあるようだ。平凡な女性である主人公は嫁いで主婦となるだけだから何も波乱万丈なドラマは起こらない。当時の女性に起こる普通の境遇を淡々と描く。戦前、戦中の様子を丹念に調べてよく描いている。古い広島市街の様子、瀬戸内の漁村、農村のようす。食べ物への執着、かまどで炊事をし、井戸に水汲みに行く、五右衛門風呂のフロを炊く生活。高度経済成長以前の戦後までは見られた生活。かろうじて私の世代まではおぼろな記憶がある。そこらを見るだけでも見ごたえがある。
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「君の名は」とは全く異なる世界と物語構成である。大人のはずの主人公とその夫は妙に子供っぽく見えて年齢不詳の感があるが、やがて慣れる。主人公「すず」の独白が多用されていて、声優はとぼけた味わいの「のん」が演じる。話は起伏に乏しいのに、2時間たつと彼女の語りが妙に印象に残る。この映画ではのんの評価がとても高いらしい。

片渕監督はこの作品のヒットで監督としての名声を不動のものにした、といえる。原作を読んだときに神様が耳元で「この作品を作れ」とささやいた、と表現している。そして作品を構想していた時NHK朝ドラ「あまちゃん」に出ていた「のん」の声を聴き、また神様が「彼女の声を使え」とささやいた、と語っている。実際にのんが声を演じたのはその3年後のことになる。構想から完成まで6年。息の長い仕事だ。人生くさらずにがんばればどこかで神様がささやいてくれるものなんだな。

予算、スポンサーゼロからスタートし、監督の執念だけで完成させた。このような地味な良心的作品は客を呼べないというのが常識なのに、じわじわと成績を上げ、興収20億を突破したというのは、うれしい誤算だろう。次作にはドンと予算がつくだろう。期待したい。大変な力作である。2度見ると、更に味わいが深いのかもしれないので、機会があればまた見ようと思う。

こちらにNHKによる、監督インタビュー。




プロフィール

トトロのとなり

Author:トトロのとなり
現在トトロのとなりの門川町に住む。
日豊地域での見聞を中心に徒然を記す。
お金がないので遠くには行けない。
お金がないのでグルメ記事はなし。

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