安心院の仁王 2

次に、南光寺へ。ブドウ畑の中の案内板にしたがって楢本集落に来たが、お寺とおぼしき建物が見当たらない。人に聞いてやっとわかった。なんと 南光寺はずいぶん昔に廃寺になっていて現在は寺はないのである。仁王と本尊だけが残されている。

観光バスが来ていた。
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右は地区の公民館でこれが寺の跡。左は仁王を展示するために新しく建てられた仁王堂。
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寺の山門風に真ん中に通路があり、左右に分けられたガラス張りの立派な展示室に阿形吽形が向き合う。だから一緒に撮影は出来ない。
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木像で大きい。鎌倉時代のものというからものすごく古い。クスノキである。
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一木造りではなく、寄木である。筋骨隆々。
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私の足と比べてみた。負けた。
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豊後大野の神角寺とほぼ同じ時代で、仏師も同一ではないか、といわれているとか。あちらはケヤキでこちらはクス。
大変立派な迫力満点の仁王である。

次に鳥越集落の鳥越八幡へ。神社は丘の上にある。
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後ろから見ると丈長のコートを着ているようだ。
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集落を見下ろす
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拝殿
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神楽殿
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ここはよく手入れされた境内。
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鳥越八幡からすぐ近くに大建寺がある。新しく建てられた観光用の寺かな? 駐車場には閉鎖された土産物店や温泉がある。きっと昭和58年にできた頃には観光コースになって多くの客が来たのかもしれない。今は人影もなく森閑と静まり返っている。

なんだか怪しい雰囲気が漂う新しい寺だが、拝観料無料なので一応見てみる。立派な五重の塔がある。
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立派な山門がある。これは裏から見ているが、不思議なことにこの山門の向こう側、すなわち正面には参道はない。
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表側から見上げる。手前に見える石段は途中で途切れる。この門は単なる装飾なのである。
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山門には立派な仁王がいる。木像である。
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彫りが粗い。
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大建寺とはいうものの本堂は見当たらない。実はこの寺はこの銅像の人物・糸永貞樹氏が個人的に建てたもの。この鳥越の出身で明治時代に東京に出てユフ精器株式会社という医療関係の会社を興した富豪。五重の塔を建てて故郷に錦を飾ったわけだ。美術館もある。我が故郷のメディキット・中島美術館といい千葉のホキ美術館といい、医療関係メーカー創業者は儲けたら美術館を建てたがるようだ。
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帰りに見た福万山。一帯は自衛隊の日出生台演習場。日曜なのに自衛隊員の隊列が鉄砲をかついで行軍していた。
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この日、由布岳は朝から夕方まで山頂が雲に覆われていた。いい天気なのに山登りをした人々は山頂から景色は見えなかったはず。
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安心院の仁王

安心院にはいくつか仁王がある。仁王見物にかこつけて安心院散歩。安心院はどこに行ってもブドウ狩りの看板ばかり。今が最盛期である。

まず、農業文化公園から数km北、安心院インター近所の大年社。
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拝殿
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稲荷社。周囲に江戸時代の石造祠がならんでいる。
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板碑。1341年のもの。室町時代初期。当時は鎌倉仏教のひとつ、時宗の全盛期でこの地を治めた佐田氏の建立と考えられているとか。素人には有り難味のわからない石碑である。
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地蔵塔
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周囲は水田の広がる農村
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大年社から程近くに江崎八幡。
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変わった形の石灯籠
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石の太鼓橋を渡る。境内は荒れ気味。
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拝殿。あまりお参りする人もいないような雰囲気。そのうち廃墟になるかも。
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境内には変わった形の石灯籠がたくさん立っている。中が中空なようだ。すごい加工技術である。
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ナビに「耶馬溪」の表示があるので寄ってみた。耶馬溪とは固有名詞ではないようで、あちこちにある。奇岩のそびえるところはすべて耶馬らしい。そこに川があれは耶馬溪となる。あの岩峰の頂上には展望台がある。次回は登ってみよう。
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岩峰の麓に祠がある。
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神角寺のシャクナゲ

各地でシャクナゲが咲いている。豊後大野市の神角寺に行って見ることにした。我家から神角寺までおよそ2時間。宮崎市のフローランテに行くのと同じくらいの時間距離。前回は4年前の東日本大震災の二日後に来ているが、彼岸前だから花はまったくなかった。

神角寺は山頂にあるので周囲には人家はまったくない。

「神角寺シャクナゲ祭り」があるそうで、土日は混雑すると思われる。本日は広い駐車場に数台の車。
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鎌倉時代の作、とされる仁王の木像がある。コンクリート造の山門の中に置かれている。暗いし網ガラスの中なので撮影しづらい。
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境内へ。神角寺は真言宗。
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各所にシャクナゲ。
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山門の中にある馬頭観音。新しい。中国製かな?
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鎌倉時代のものという本堂。屋根は桧皮葺き。
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本堂内の板壁に描かれた仏像
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シャクナゲ越しに本堂を見る。
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背後は鐘楼
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展望台への小道
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展望台、国見ヶ鼻から豊後大野方面を見下ろす。大分県央空港も眼下に。
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尺間山なども見えるらしいがよくわからん。
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前回来た時に感動した繊細な彫りの小さな千手観音
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神角寺八十八箇所巡りがあるようだ。88個全部揃っているのかどうか怪しい。
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神角寺八十八箇所設置の趣旨碑。文政2年というから1819年。ほぼ200年前である。細かい文字であるが、実に繊細で見事な彫り。今のサンドブラストの機械彫りでは真似できない優雅さだ。昔の石工の技術の高さに驚く。
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神角寺の近く、県民の森の展望台から久住方面を見る
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豊後大野はどこもかしこも八重桜が花盛り。ツツジやフジも今が盛りで花の里である。
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白い八重桜。
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向こうの山頂に神角寺がある。
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P4221367 posted by (C)オトジマ

現在神角寺から朝倉文夫記念館方面への道は通行止めになっているので下り道はナビに従わず、人に確認したほうがいい。私はナビを信じてえらく大回りを余儀なくされた。

生目神社と生目村仁王

宮崎市の大淀川南岸の丘陵地帯はどこも新興住宅地となっている。大塚台住宅地のそばに生目神社がある。目に霊験のある神社だと聞いている。大きな神社である。右の石垣の大きな屋敷は宮司、高妻氏宅。
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イチョウの巨樹
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楠の巨樹
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眼病の平癒を願う絵馬も多い。
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神社から近く、集落の奥に仁王がいる。車ではいけないので車は神社に置いておいたほうがいい。携帯の鉄塔の下。
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山すそに祠がある。
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かつては赤く塗られていたようだ。大変立派な仁王である。明和六年(1769年)奉納。とても古い。
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宮崎市周辺の仁王はどれも古くて大きくて立派なものが多い。優れた石工がいたんだろう。
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彫りは流麗で緻密である。
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集落を見下ろす仁王。立派な仁王であるが仁王が門番をする祠は不釣合いに小さい。本来は生目神社にあったものか。
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宮崎市 伊満福寺の仁王像

このところ宮崎市に所用で行く機会があるのでついでに仁王のある寺社を回る。
今日は大坪、コープみやざき近くの伊満福寺(いまふくじ)。真言宗の寺で大変古い歴史と由緒のある寺。

小ぎれいな新興住宅地の公園のすぐ横に寺がある。緑濃い寺である。駐車場に仁王がいる。
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P4181248 posted by (C)オトジマ

大変立派な仁王である。
元文3年、つまり1737年の奉納。およそ300年前だからとても古いが石がいいのか風化はひどくない。
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すごい形相である。
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石段を上がって境内に入る。本堂は小さい。
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住職は住んでいないようだが境内はよく手入れされている。今日も檀家の方か掃除されていた。
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この寺には古い石仏がたくさんあって楽しい。由緒ありげな六地蔵。
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女神様かと思ったら聖徳太子像だった。
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夫婦の地蔵? 信州に多いのはよく聞くが。
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この石仏はかなり大きい。石段の上は墓地。
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石の板に13の仏が浮き彫りになっている。十三仏塔といってきわめて珍しいそうだ。それぞれの仏は小さいが彫りは立派だ。
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たくさんの石仏にそれぞれ花が供えられている。
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仁王の足元にも花。
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門にあたるところには対の立派な六地蔵塔があるが・・・・・
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すべて首がない!! 無残。
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寺の由緒書きによれば、6世紀に推古天皇の勅願寺として、聖徳太子の命により百済から来た僧・日羅上人によって創建された、とある。日向七大寺の筆頭、全国四十九大伽藍のひとつに数えられた、という。近世では大名家の伊東氏、内藤氏に保護された。内藤氏は毎年米七俵を献納した、とある。ここらは延岡藩領だったのだろう。しかし、明治期に廃仏稀釈で一時期廃寺になっている。この六地蔵塔は廃仏稀釈の犠牲者のようだ。

とても気持ちのいい寺であった。



プロフィール

トトロのとなり

Author:トトロのとなり
現在トトロのとなりの門川町に住む。
日豊地域での見聞を中心に徒然を記す。
お金がないので遠くには行けない。
お金がないのでグルメ記事はなし。

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