旧国鉄宮原線

連休がとれたのでまたカブツーリング。どこにいこうかな?といつも悩むが、ふと旧国鉄宮原線を思い出した。廃線跡がまだ残っているらしい。以前から一度行かねばと思っていたし、鉄道に興味のない奥さんを連れないカブツーリングにはちょうどいい。

昨日までの夏日と打って変わって寒くて風が強い。さらに大分県にはいると例によって曇ってきた。阿蘇に着いたらいよいよ曇天。
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大観峰で。水田にいっせいに水が張られている。
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あいかわらず大型バイクが多い。阿蘇は大型バイクの見せびらかしっこの舞台であるから、カブは小さくなっている。
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小国に着く。道の駅が小国駅の跡のようだ。
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宮原線は1984年に廃止された。そんなに昔ではない。もったいない。
頑張って残しておけば沿線に温泉が多いだけに観光路線として人気だったかもしれない。延長26.6km。
宮原線s

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小国の隣は北里駅であった。言わずと知れた北里柴三郎の出身地である。
北里村だから北里姓なのか、偉人が出たから北里村なのか? どうやら北里家は江戸時代以来の庄屋で姓と大字名が混然一体となっているようである。北里駅跡から集落を見る。
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下右、橋梁の先が北里駅。正面は涌蓋山。よくあんな高い山登ったもんだ。
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北里駅の石垣
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北里橋梁
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橋梁はこんな風。
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アーチ橋梁がいくつか残っているがずべて国の登録有形文化財に指定されている
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上のアーチの先にある赤い屋根の寺の拡大図がこれ
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北里橋梁の近くに廃線跡がある。ヤブになっているが、グーグルマップでみるとかすかに廃線跡をたどれる。
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もとと同じかどうかは知らないが、これも鉄道敷きにあたる橋梁。
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小国と北里の間にある幸野川橋梁
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田んぼの水で眼鏡橋になった。
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堂山橋梁。背後は涌蓋山
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堂山橋梁
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汐井川橋梁は堂山橋梁のすぐ近く
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沿線はのどかな農村
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行けばわかるだろう、くらいのずさんな下調べだったので麻生釣駅のあとはわからなかった。
この麻生釣温泉亀山の湯のすぐ近くだったのに・・・
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宝泉寺駅は今は道の駅になっている。
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まだ時刻表が残っている。つい昨日まで使っていたような・・・・
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この石垣の上に駅があった。
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国道沿いに町田駅の駅名標だけが残る。
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宮原線の起点、久大線恵良駅。実際には宮原線の列車は隣の豊後森を始発としていた。
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かつての分岐駅の面影か、2線2面ある。
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駅舎は郷土の偉人の記念館になっている。地域の有力者麻生観八は久大線の誘致開通に甚大な努力をした。
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麻生一族は福岡の炭鉱王の麻生氏とは関係ない。恵良の酒造家である。ブランドは八鹿。
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駅のそばに今でも八鹿の工場がある。
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日豊線の無人駅

北川方面に白カブで出かける。熊田近辺で。川と新緑が美しい。
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深瀬の沈下橋で。夏は子供たちの歓声で賑わう遊泳スポット。
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この沈下橋は日豊線の鉄橋が下から見えるので撮り鉄に人気のある撮影ポイントでもある。
40年ちょっと前は蒸気機関車の撮影で全国からファンが訪れていた。
近所の人によれば今は貨物列車の撮影が多いとか。
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IMG_20180420_124615 posted by (C)オトジマ

ちょうど特急にちりんがゴーゴーと通過したのであるが、農家の方とおしゃべりしていて撮影を逃した。

ついでにここらの無人駅を回ってみた。
まずは日向長井駅。遠景である。昔はここから「赤松・小野市森林鉄道」が北川本流沿いに大分県内まで延びていた。
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P4208090 posted by (C)オトジマ

北川駅
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トイレの板壁が味を出し始めている
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側線がえらく長く、向こうが見えないくらい。貨物用かな。
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市棚駅
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ここは4線ある大きな駅だが、無人。ちょうど特急にちりんが通過した。
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県境の鉄橋。下は鐙川。
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宗太郎駅。近所に家は数軒しかないが、乗降客がいるのかな?? 
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内海

らじさんから旧宮崎交通内海線の廃線跡を歩いた話を聞いたので、行ってみることにした。

かつては南宮崎と内海を結ぶ軽便鉄道であったが、1962年に廃止。南宮崎~青島間は国鉄日南線に転用された。
だから青島~内海間に廃線跡がある。ほとんどは道路に転用されている。

内海線の廃線探訪はコチラの「廃線探訪宮崎交通線」にとても詳しいので詳細は省く。

原付で一ッ葉有料道路を走ることができる。なんと20円!
国道220号を車で走ると路上で止めて写真を撮ることは不可能だか原付なら簡単。
そのうちこのワシントニアパームも伐られるのかも。
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P6101787 posted by (C)オトジマ

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P6101786 posted by (C)オトジマ

サンクマールが見えてきた。内海線はあの岬、戸崎鼻を回っていた。
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坂本集落。ここらが廃線跡かな。
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内海s

サンクマールの横に細い道がある。これが廃線跡。
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P6101796 posted by (C)オトジマ

岬を回ると廃線跡はすぐにヤブに突っ込む。ここから内海までは完全にヤブの中。
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海岸沿いに防波堤とコンクリートの道があるが、この道は廃線跡ではなく、このすぐ上を通っていた。このヤブ夏場は進入不能。
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海側はおなじみの洗濯岩。
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一部開けたところがある。
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海に突き出ているのは、かつて難破した中国のサルベージ船。これはこれで名所になっている。
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やはり異様だ。横溝正史「犬神家の一族」(市川崑)の湖から足が突き出た有名なシーンがあるが、それを想起する。
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車では走れないかも、と思って原付で来たのであるが、車でも大丈夫.。ただし1車線分しかないから対向車がきたら苦しい。
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洗濯岩。見事に規則正しい直線。水は塩水だった。
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地理院地図には「隆起海床と奇形波蝕痕」と記載
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堀切峠の真下あたり。
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内海に到着。これが廃線跡のようだ。
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P6101833 posted by (C)オトジマ

内海港。昔は宮崎の外港だったが、日豊線の開通で商港としての役割を終えた。軽便鉄道も運命をともにする。
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P6101834 posted by (C)オトジマ

内海の町。ごく小さな町だから旅客需要もあまりなかったんじゃないかな。
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P6101836 posted by (C)オトジマ

帰りは旧国道を通って帰る。
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P6101844 posted by (C)オトジマ

道の駅周辺は花盛り
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昔の宮交ドライブイン、今の道の駅のところが堀切峠と思っていたら、別に堀切峠があったんだな。
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P6101883 posted by (C)オトジマ

パラグライダーがトンビとたわむれている。
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P6104656 posted by (C)オトジマ

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内海s

水戸岡デザイン

水戸岡鋭治氏の「鉄道デザインの心」(日経BP)という本を読んだ。
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P2151294 posted by (C)オトジマ

水戸岡氏がJR九州とのかかわりで各種のデザインした事例を具体的に紹介していてなかなか面白かった。日本の鉄道車両は昔から特に旧国鉄系の電車など今ひとつ垢抜けない。そんな中でJR九州には思わず見とれる車両が増えてきた。全部水戸岡さんのおかげ。

水戸岡氏と883系。
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久留米駅で800系
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P5051767 posted by (C)オトジマ

水戸岡氏は自分くらいの腕前のデザイナーは日本にはいくらでもいる、と謙遜する。ではなぜ彼が鉄道関連のデザイナーとして存分に腕をふるえるようになったのか、というとそれはひとえにJR九州の社長・唐池 恒二氏(からいけ こうじ・現会長)のセンスと哲学と決断力に負うものだと語っている。唐池氏をウィキペディアで調べてみると私と同じ齢である。大阪三国丘高校から京大に進み、旧国鉄に入社している。三国丘高校で同級生に仏像彫刻で高名な籔内佐斗司氏がいる。その縁で大分駅ビル屋上の「夢かなうぶんぶん堂」の仏像を依頼している。寝台列車「ななつ星」のエンブレムも籔内佐斗司氏デザイン。

湯布院の森も水戸岡氏。
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P8171107 posted by (C)オトジマ

ななつ星の機関車デザインは私にはもうひとつピンと来ない。
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P8171110 posted by (C)オトジマ

JR大分駅を中心に開かれた展覧会のポスター。今度はJR熊本駅に巨大な駅ビルが新築されるとか。大分駅同様に水戸岡氏が関わるものと思われる。できるのが楽しみだ。
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P8264630 posted by (C)オトジマ

大分駅屋上で。籔内氏デザインの童子。せんとくんテイスト横溢。
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このトイトレインも水戸岡氏のデザイン。  大分駅屋上で。
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P8264610 posted by (C)オトジマ

いかにも水戸岡さんらしいイス。   大分駅屋上で。
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P8264578 posted by (C)オトジマ

屋上庭園には水戸岡デザインの神社もある。社務所からおみくじから職員の法被までデザインしたそうだ。  大分駅屋上で。
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P8264586 posted by (C)オトジマ

水戸岡氏は工業高校出身で美術やデザイン系の専門教育を経てない。それにもともと設計者ではなくイラストレーターなのである。マンションなどのパース描きが本職であった。都市部ではマンションの販売宣伝にはパース画が欠かせない。完工のはるか以前から販売を始めるのでパースの良し悪しで販売が決まるほど。水戸岡氏の腕は素晴らしかったので注文殺到で年に1000枚以上描いていたという超売れっ子だったとか。

このイラストにはMitookaのサインがある。
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そんな水戸岡氏がたまたまパース画でかかわりをもった福岡市のプロジェクトでJR九州と接点ができ、デザイン画だけでなく構想や設計にまで依頼がくるようになった。ここにいたって単なる絵描き職人にとどまらない水戸岡氏の能力が存分に発揮できる場所が得られたんだろう。その後は車両デザインで日本中の鉄道ファンの注目を集め、活躍の場所は全国に及ぶようになっている。

本を読むと水戸岡氏の誠実で謙虚な人柄が伝わってくる。彼がデザインする上では常に顧客の満足を念頭に置くそうだ。鉄道でいえばそれは鉄道会社ではなく乗客のこと。そして自分の満足のためにデザインしてはならない、ということ。一つ例をあげている。ななつ星の当初プレゼンで彼が提示したのがしたのスケルトンの展望車両。
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これを見た唐池氏が即座に「水戸岡さん、近未来はやめましょう。」と言ったそうだ。ななつ星のターゲットとする年齢層は未来よりもレトロを好むはず、と。さすがに見識ある社長である。水戸岡氏もそれに従い、レトロ感たっぷりなのに最新技術を投入したななつ星を作りあげた。JR九州のチャレンジに刺激をうけて本州のJR東と西があいついでクルージングタイプの寝台列車を投入する意向を示しデザインが発表されている。
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左がJR東でいかにも近未来でJR九州で却下されたようなデザイン。魅力がない。わたしもガッカリするデザイン。右のJR西のデザインはレトロ未来である。レイモンド・ローウィーを想起する。これはこれで実現したら楽しそう。

これはたまたま門川駅に停車中の「海幸山幸」日南線の運用のはずだが臨時列車の運用だったのか。予算の乏しいJR九州のローカル線だから既存の車両を化粧なおししただけ。水戸岡氏にはJR東西や東海みたいな大きな舞台で活躍して欲しいものだが、JR九州に義理立てでもあるのか大手鉄道会社ではあまり見かけない。
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IMG_20151126_122008 posted by (C)オトジマ

あちこちでトラムのデザインもしている。これは熊本市電。水戸岡氏が岡山出身ということで岡山の路面電車、たま駅長で有名な同じ企業グループの和歌山電鐵貴志川線では電車や駅舎をデザインしている。
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水戸岡氏以外では栄久庵憲司氏が率いたGKインダストリアルデザインのデザインした車両には美しいものがある。やっと日本の鉄道デザインも車両メーカーの外の優れたデザイナーが関わりだしてマシになりだしたところだ。
成田エクスプレスのE259系は一目見るなり美しい日本ではめずらしい車両。
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日之影界隈

日之影。五ヶ瀬川左岸沿いの町。
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PA176337 posted by (C)オトジマ

迂闊な事に日之影のメーンストリートが右岸にあることをはじめて知った。役場も右岸。
国道218号が県道に格下げされて以降は縁遠くなった街。もちろん寂れている。
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PA176339 posted by (C)オトジマ

五ヶ瀬川右岸の上に登ると大人(おおひと)地区。この地区にも八十八箇所巡りがある。たぶん昔は集落各所に配置されていたのだろうが、今では何箇所かにまとめられている。
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丘の上に日之影中学校の特異な姿。
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日之影中学校を校庭側から見る
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もう稲刈が済んだところが多い。
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ここらの田は直線状に圃場整理されている。高千穂田原のような曲線の棚田の方が美しい。
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PA176356 posted by (C)オトジマ

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稲刈り後も美しい棚田
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PA176357 posted by (C)オトジマ

旧高千穂線はすでに線路が撤去されたところが多いが、八戸には残っている。
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PA176360 posted by (C)オトジマ

地域の散歩道か。
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PA176362 posted by (C)オトジマ

yato rail


槇峰の橋梁上の線路
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PA176364 posted by (C)オトジマ

もったいない。自転車道にでもすればいいのに。
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makimine rail







プロフィール

トトロのとなり

Author:トトロのとなり
現在トトロのとなりの門川町に住む。
日豊地域での見聞を中心に徒然を記す。
お金がないので遠くには行けない。
お金がないのでグルメ記事はなし。

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