日之影 旧道

原付で丸小野谷に行くのに五ヶ瀬川沿いの旧国道を久しぶりに走った。かつての218号線は今では県道になり交通量はきわめて少ないので原付で走るのに最適。

旧高千穂線吾味駅近辺
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さてこの橋梁をいつまで見れることやら。ダム湖内で水流の妨害にはならないだろうから残して欲しい。富岡製糸場だって残しておいたからこそ世界遺産になった。
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ここらの軌道敷きは遊歩道になっている
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TR線廃止の時から時間が止まっている。
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遊歩道といいながらアスファルト舗装で車道にしか見えない。
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中崎の渡河点では鉄橋橋脚の撤去工事
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これは同じところで2月に撮影
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旧道を通ればこそこんな五ヶ瀬川が見れる。
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帰りには218号を走った。青雲橋近辺でキリの見事な花を見たので寄り道してみた。
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かなりの巨木で直径40cmはありそうだが、キリは成長が早いので30~40年でこれくらいにはなる。
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高千穂オルレ 丸小野谷

先週高千穂オルレの一部を歩いたが、途中で道に迷って撤退した。
どうも解せないのでもう一度トライ。
丸小野谷から前回迷ったところまで行ってみる。今回は走れるところは原付で回る。
とりあえず丸小野谷から向山神社に向かう。

逆順で回ると標識がわかりづらく、地元の人に尋ねながら道を探し、意外と早く向山神社に着く。
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子供や怖がりの大人でも一人で来て、昼なお暗い山中でこの仁王に出くわしたらキャーと逃げ出すかも。

実は最初の鳥居のかたわらに丸小野谷に下るオルレの標識があったのである。見逃していたなぁ・・・
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P4263691e posted by (C)オトジマ

ここから正順に写真を並べていく。まず、尾根から丸小野谷方面に下る山道。元来は丸小野谷から神社に行く参道だったのだろう。
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下りは10分ほどで集落までたどり着く。
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振り返るとこう。
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なんとこの農家の屋敷内を通り抜ける。逆回りだとこれがルートだとは絶対に気づかない。
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このお宅の厚意がうかがえる。ハングル表記があるので韓国人はうれしいだろう。
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P4263704 posted by (C)オトジマ

丸小野谷のようす。
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谷じゅうに茶畑が広がる。静岡県なら珍しくないだろうが、宮崎県ではこんな斜面一面の茶畑は珍しい。
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いたるところにフジの花が
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オルレ標識にコイノボリ
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ヤギがいる。
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ウシもいる
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県道50号から丸小野谷への進入路。逆回りだとこれが入り口だとはわかりづらい。民家の庭と見間違う。
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丸小野谷を出ると県道50号をしばらく歩く。
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この標識がまたわかりづらい。いかにも、らしいワダチのついた道が奥に伸びているのでそちらに行ったらMRTの送信塔があった。実際は県道を道なりにここから200mほど進む。
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県道の路肩にこんな紙が。配色からオルレとわかるが、どっちかというとこの方がわかりやすい。
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ここからは細いセメント舗装路を谷底までいっきに降りる。標高差150mあるから登りは大変だ。
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谷底の川原についた。つり橋が見える。
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対岸に渡る。高千穂市街方面である。高千穂峡はすぐ上流になる。
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五ヶ瀬川である。むこうに大きな滝が見える。釣り人も見える。
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対岸は草ボーボーの廃墟然として女性なら怖いようなところ。かつてはキャンプ場だった。
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ここから谷の上に登り返す。高低差およそ100m。今回はここまで。
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茶畑の美しい丸小野谷や高千穂峡谷底のつり橋など楽しいルートではあるが、1周に6時間くらいかかるというし高低差はすごいし、そうとうな健脚が要求されそうだ。

丸小野s

セウォル号とポセイドン

韓国の旅客船セウォル号の遭難から1週間が経つ。日に日に死亡者が確認されていくが生存者の報はない。水中の暗闇で飲まず食わずに1週間以上生きるのはほぼ不可能だろうが、一縷の望みをかけて救出作業が続く。

事故当初は逆さまに転覆したわけだからうまくすれば船内に空気だまりができてそこに生存者が残っているのではないかと期待された。そんな例は日本でもある。

まず思い出したのは映画「ポセイドンアドベンチャー」(1972年アメリカ)。
パニック映画のはしりとなった大スペクタクル映画。日本でも大ヒットした。
私は大阪・梅田OS劇場のシネラマ大画面で見たので印象深い。
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クルーズ客船のポセイドンが地中海を航海している。ちょうど大晦日の夜で船内の乗客はカウントダウンパーティに興じている。そこに巨大津波がやってきて船は転覆する。天地が逆になって浸水が起こりパニックとなった船内で大方の乗客と船員が命を落とす中で、勇敢な神父に率いられた数名が苦難の末に救出される。最後は海上に沈み残った船底に穴を開けて救出されたと記憶している。セウォル号の場合は転覆して、完全水没しているのでやや異なる。船底に穴を開けることも検討されたが、残った空気が漏れてしまい、水が浸入するので生存者がいた場合を考えて実現しなかった。

知らなかったのであるが、これは何度も映画化、ドラマ化されている。
これは1972年版の予告編。楽しげなパーティが突然パニックに・・


2006年版の予告編


隣国の大事故なので日本でも関心が高い。この手の事故はフィリピンやインドネシアあたりでもちょくちょく聞くが、日本ではあまり詳報されない。安全基準がいいかんげんな発展途上国ならさもありなん、ということだ。しかし韓国はすでに先進国の域に達しているから、「なぜこんな信じられない事故が?」ということになる。事故原因は過積載やズサンな貨物固定、未熟な操縦、さらに事故後の船員たちの乗客無視の対応など、ほとんど人災。

朝鮮日報から
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朝鮮日報電子版で事故関連記事を毎日読んでいると、「先進国」という言葉がよく出てくる。「こんな後進国型の巨大事故を起こすようでは韓国は先進国として恥ずかしい」とか「携帯電話世界最先端の韓国でなぜこんなズサンな事故が?!」とか。韓国のマスコミ論調はつねに韓国の自尊と自嘲を揺れ動く。強烈な愛国心あればこそ。他の国ではあまり見られない光景なのではないか?「世界一の造船大国がなぜ日本の中古船を使っているのか?」という記事もある。ここにも自尊と自嘲がある。日本では奄美大島航路で18年も使われた中古フェリーだったが韓国では最大最豪華な客船だったのである。

日本では9年前のJR福知山線脱線事故が思い出される。これもまったく人災だった。批判は運転士に無謀なスピードを強いたJR西の管理体制に向けられたが、「国の恥さらし」という世論はなかったように思う。「あまりに時間に細かすぎる余裕のない国民性」が論じられたことはあるが、「PUNCTUAL」は反省されるどころか、いよいよ日本の鉄道の美点として語られることの方が多い。

今回の事故は高校生の被害者が多いだけにより悲劇的。一挙に300名の若者が死ぬなんてそうあるものではない。韓国では国の方針で修学旅行が中止された。そもそも修学旅行というのも日本的な風習で日本統治時代の名残だろうからやめたほうがいいのかも。ガクランはとうに廃止された。昔から「克日」が国是の韓国である。ニュースを見ていて奇異に感じたのは学生たちのメガネ。韓国にはえらくメガネの若者が多いが、それが皆が皆、驚くような大きなクロブチ眼鏡なのである。ほとんど四角いトンボめがね。童顔に巨大なクロブチなのでまるでアラレちゃん状態。それが流行なんだろうが、流行は流行の圏外から見ると奇異にしか見えない、という典型である。

KPOPに詳しくないのでこの人物がだれなのか知らないが、高校生たちのメガネはこれよりもっと大きい。
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朝鮮日報では興味深い関連記事を見た。コチラ
セウォル号のセウォルとは漢字では「世越」と記し、世界を超越するという意味らしい。そもそもこの船会社のオーナーは新興宗教の教組だという。会社幹部はすべてその宗教団体信者でオーナーは社員に自分のことを「アヘ」と呼ばせるが、それはヤハウェ、あるいはエホバ、すなわちキリスト教・ユダヤ教の唯一神の名である。教義的には根本主義派キリスト教系のようだ。韓国はキリスト教が盛んで聖書根本主義的な福音派が多い。霊感商法で悪名高い統一教会も韓国生まれである。金儲けと宗教には熱心でも船の安全管理には徹底的に手を抜いた船会社に神の恩寵はなかった。フィクション中の人物とはいえ自分の命を賭して他の乗客を救ったポセイドン号の英雄的神父とは同じ神を信じながらエライ違いである。

高千穂オルレ

※前回ポストの続き

向山神社に向かうオルレの枝道からオルレ本道に戻るために斜面を下る。
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P1012234 posted by (C)オトジマ

用水路沿いのオルレに合流。ところが・・・こんな表示。
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P1012235 posted by (C)オトジマ

赤い矢印は逆周り順路のもと来た道方向である。青い矢印は正順路のはずだが、ここでは向山神社方向の分岐を示す。本来の正順路の丸小野谷方面は用水路沿いに右方向のはずであるが、その矢印はない。おかしいなぁ、とは思いながらマップでは確かにここは三叉路なので右方向に用水路脇を進んでみる。
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P1012236 posted by (C)オトジマ

しかし赤青リボンが見当たらない。数百メートル行ってみたがリボンがないし、時間の制約もあったので慎重を期して戻ることにした。どうにも解せない標識であった。迷いやすい分岐では確実に案内して欲しい。どこかで標識を見落としたのか・・・・

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P1012237 posted by (C)オトジマ

結局椎屋谷集落に戻ってしまった。今日は先に行くのはあきらめざるをえないようだ。
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P1012238 posted by (C)オトジマ
※前回ポストの続き

途中からオルレをはずれ適当に集落内の小道を通って帰った。
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P1012245 posted by (C)オトジマ

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P1012247 posted by (C)オトジマ

そもそも案内所でもらえるマップがえらく大雑把なのが気になったのであるが、案内所の係員は「ただ矢印に沿って歩くだけだから迷いませんよ」と言う。こんなマップである。
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もっと詳しい地図はないの?と聞くと、こんなのをくれた。同じレベルである。
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逆打ちの場合は「がまだせ市場」が出発点であるが、がまだせ市場にはマップは置いていなかった。

実は念のために国土地理院の地図も印刷して持っていったがこれまた信頼性がない。
椎屋谷から向山神社に至る林道はこの地図ではあてにならない。歩いてみると大方は等高線に沿ってダラダラ上がっていくのであるが、地図とはだいぶ異なる。もちろん用水路もオルレの記載もない。
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まぁ、オルレ関係者にはだれも迷わないような標識を整備して欲しいということ。標識に文字情報が全然ないのが頼りない。標識に番号をふって、マップに対応する番号をつけるといいのに。マップも国土地理院地図にルートの記載するくらいの詳細が欲しいところだ。

※後日、再度ここを訪れて正しいルートを確認したのでコチラを参照


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オルレとは済州島の言葉で済州島にあるトレッキングコースである。全部で26コースがあり、繋げると島を一周している。済州島は韓国で一番の観光地であるから、韓国人にはなじみ深いんだろう。韓国人は日本人に比べると登山やハイキングが好きみたいである。韓国映画で恋人同士で登山しているのを何回か見た。だから最近は日本への遠征登山が盛んである。コチラにホームページ

九州オルレには済州島オルレがコース設定などのノウハウの提供、ブランド使用許可を与えている。だから韓国人には親しみやすいし、オルレ先進地として優越感も味わえる。だから半分は韓国からの観光客を当て込んでいるんだろう。
九州オルレのコースの距離がどこも10km以上・6時間以上かかり、遠隔地から来る人は宿泊しなければならないので地元にお金も落ちて観光振興に資する。地元にとって悪くはなさそうだ。今後各地でオルレの誘致合戦があるんだろうか。

左が済州オルレ、右が九州オルレのマーク。コチラに九州オルレのフェイスブック
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しかし、なぜあえて「オルレ」なんだぁ? だいたい散歩道にわざわざ外国から技術導入とか権威を借りる、とかする必要はなさそうだが。ほかにも「ウォーキングコース」「トレッキングコース」「ロングトレイル」「フットパス」なんていう名称もあるが、どれも外国語ばかり。環境省の定めた「自然歩道」なんてのもあるが、長すぎるし、山の中過ぎるし、だれも歩かない。どうも日本人の日本語による造語力が落ちているんじゃないだろうか。親しみやすくてピタッとはまるステキな日本語の名前をつけて欲しいな。

韓国がらみ・ウォーキングがらみの最近の話題に四国八十八箇所の遍路道ステッカー騒ぎがある。コチラ
韓国人女性・崔象喜(チェサンヒ)さんが四国の遍路道に道案内のステッカーを4000枚ほど貼った。これに対し、嫌韓的立場の人物が「『大切な遍路道』を朝鮮人の手から守りましょう 最近、礼儀しらずな朝鮮人達が、気持ち悪いシールを、四国じゅうに貼りまわっています。『日本の遍路道』を守る為、見つけ次第、はがしましょう」という貼り紙を貼った、という件。マスコミのおおむねの論調はこういう差別的張り紙こそ悪質だ、というもの。四国の仏教界も差別偏見を許さない、という立場だ。浦和レッズのサポーターによる軽い気持ちの民族差別的横断幕が大事件となった後だから、当然そうなるだろう。

たしかに韓国テイストのバッドデザインではある。ハングルバージョンもある。
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率直に言って、お遍路大好き韓国人女性がやや張り切りすぎた感がある。この女性の行為はお遍路が道に迷わないように、という善意からだそうだが、矢印の間違いも多いらしい。実は遍路道にはすでに各種案内板やステッカーがすでにたくさんあるらしい。外国人向けの英語ステッカーもあるという。崔象喜さんのステッカーには彼女の経営する店のURLも記載されており、どちらかとおいうと彼女の足跡を顕示する千社札に近いんじゃないか。

これが公式ステッカー
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千社札も寺社の美観を損なう困り物であるが、長い伝統で黙認されている。しかしあれを現代的なデザインで観光客がこぞって始めたら文化財が台無しだ。落書きと同じ。そこらは善男善女の常識的な判断力に委ねられてなんとかなっているんだろうが、たまにはこの韓国人のように美観よりも自己実現を優先する人物が現れる。しかし、「善意」の名の下にこんなことが行われると批判しずらいところがある。ましてや日韓関係という微妙な問題がある。朝鮮日報はこう伝えている。彼女の行為の是非については論評していない。

私はこれも問題だと思う。国東、富貴寺にある巨大な標柱。「世界人類が平和でありますように」
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PB280364 posted by (C)オトジマ

大分県豊後大野市にある神角寺で。
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P3131025 posted by (C)オトジマ

これはかなり昔からよくみる標語でステッカーやプラスティック板は全国いたるところに貼ってある。海外にも貼りまくっているそうだ。これは白光真宏会という宗教団体の活動に由来する標語・標柱である。表向きは平和運動団体ということになっているが、五井昌久氏の宗教的理念に基づく。それが仏教寺院にあるというのもたぶんその寺の住職が趣旨だけ聞いて問題ないと受け入れたんではないか。これは実質巨大な千社札と同じ。富貴寺の雰囲気をぶち壊すことはなはだしい。

数年前、イタリア・フィレンツェ大聖堂落書き事件というのがあった。日本の女子大生が大聖堂に落書きをして、国内で大学関係者の処分を含め大騒動になった。イタリアはそこらじゅう落書きだらけなので彼女も気軽に自分の名前を書いてきたんだろうが、イタリアまで行って謝罪するハメになってしまい、現地では逆に美談になってしまったとか。崔象喜さんが再来日して電柱やカーブミラーからシールをはがして回るには4000枚は大変な数だ。






高千穂オルレと向山神社

じなしさんのブログで世の中に「オルレ」なるものがあるのを知った。
オルレとはウォーキングコースのことである。オルレという響きからフランス語かな、という気もするが実は韓国語。小道という意味だそうだ。九州各地に8コース設置されている。だいたい10kmから20kmくらいで、けっこう長い。

オルレについては後で述べるとして、14日は雨上がりの好天だったので思いついて高千穂に出かけた。高千穂オルレの南半分だけ回ろう、というつもり。昼過ぎにマップをもらうために高千穂「まちなか案内所」についた。ここが出発地となっている。係りの女性は心配そうに「今から回るんですか?6~7時間かかりますよ」・・・聞き流して青葉大橋のたもとまで移動し車を置いて出発。

五ヶ瀬川を渡る青葉大橋。交通量はきわめて少ない。もったいないような立派な橋。
むこうの山の尾根にめざす向山神社がある。実は神社に行くだけなら車で行ける。
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P1012171 posted by (C)オトジマ

下を見るとメチャ高い。高千穂峡の少し下流にあたる。ここには自殺防止用の柵が設置されてないので景色がいい。
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椎谷谷の集落内を抜ける。
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小さな寺。教願寺である。境内にシダレ桜の巨木がある。
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ここらでオルレに入る。
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P1012185 posted by (C)オトジマ

オルレ特有の案内標識
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P1012187 posted by (C)オトジマ

コースにはこんなリボンが立木に結ばれておりコースを示す。登山路の赤テープと同じ。
標識もリボンも赤・青なのは韓国国旗の太極旗カラー。テープには馬のマークが。これもオルレのコースを示すカンセという馬である。
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向山神社への案内板は林道を示すので、オルレと別れ林道を進む。
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P1012190 posted by (C)オトジマ

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P1012194 posted by (C)オトジマ

眼下に椎谷谷の集落と青葉大橋が見える。
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下に用水路が見える。この用水路が本来のオルレである。林道と並行している。
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P1012200 posted by (C)オトジマ

よく手入れされたクヌギ林は美しい。
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落葉樹のなかの道は杉造林地や照葉樹林帯と異なり明るくて気持ちがいい。
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神社への分岐でオルレの支線と合流。ここから400mとあるが、本殿までけっこう遠い。
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P1012204 posted by (C)オトジマ

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やっと鳥居に到着。ホッとしたいところだが、ここからが遠い。
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鳥居の下に面白いモノを発見。左右対ではなく、左にしかない。仁王でも狛犬でもなく、手水鉢のようである。
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P1012212 posted by (C)オトジマ

どうやら担いでいるのはヒョウタンのようだ。
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ここには素晴らしい仁王がいる。あまり見かけない風貌である。天保年間に飯干某が献納している。およそ200年たつ。
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P1012216e posted by (C)オトジマ

後姿はチマチョゴリ風である。
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P1012220e posted by (C)オトジマ

杉の造林の中に長い参道が続く
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P1012222 posted by (C)オトジマ

石段も合計200段を越す。有り難味がいや増す。
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P1012215 posted by (C)オトジマ

やっと本殿があらわれる。こんな人里から遠い尾根の上の神社にしては立派である。
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P1012226 posted by (C)オトジマ

1時間も歩いて来たのでさぞや霊験あらたかではないか、ということで妻は賽銭をはずんで、柏手もたくさん打って、いろいろと勝手なお願いをしていた。
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P1012229 posted by (C)オトジマ

本殿近くまで軽トラが入るくらいの車道があるので車でも参拝できる神社であるが、歩くとそれなりに素晴らしい神社であった。オルレについての考察は次回ポストで。

一日一絵

ブックマークに、あるアメリカ人のアートブログ「ラインズアンドカラーズ」を入れて、毎日見て5年ほどたつ。

いろんなジャンルの絵を日替わりで見れて楽しい。ほとんどが2Dアートで、古典から近代絵画、イラストからマンガ・アニメまで幅広い。欧米アーティストが多いが、ときどき日本人作家も取り上げる。

最近、ここで面白い作家が取り上げられた。Duane Keiser(デュアン・カイザー)は「a painting a day」(一日一絵)というブログをやっている。一日一枚油絵を描くのである。
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一日一枚絵を描くだけなら、絵のうまい、下手は別として、誰にでもできそうだ。しかし、その先が面白い。彼はそれを毎日イーベイのオークションで売るのである。オークションは毎日新たに出品され落札とともにリンクが消えているようだからあえてリンクはつけないので、彼のブログ「a painting a day」の「click here」からイーベイに行って下さい。

落札価格は絵柄にもよるが、2万円~3万円前後のようであるから油絵の一枚絵としては安いのじゃないか。額はないと思う。送料は1500円ほど。日本からでも買う事ができる。

以前は画家は絵を描くのは簡単でも売るのが大変だった。個展を開いたり、画商とのコネクションを取ったりしても無名の画家では容易なことでは売れない。田舎在住の画家が銀座の画廊で個展を開くとなったら大変なお金がかかるだろう。しかし、このようなインターネットオークションならえらく敷居が低い。なんなら私だって明日からできないことはない。ただし全然売れないだろうからすぐに挫折しそうだが。デュアン・カイザーの絵にはどれも必ず応札がある。一枚2万円として年間300枚描けは600万円。プロの画家としてはさしたることはなさそうだが、とりあえずは売り絵で暮らせる程度にはなる。

※デュアン・カイザーについてはコチラにホームページがあって彼の仕事が詳しく見れる。

Youtubeでは絵を描いているところを見られる。遊び心がなかなか面白い。


この卵の絵でも楽しいお遊びをしていて、その達者な腕前を見せている。



試しにヤフオクを覗いてみると、油絵は大量に出品されているので、同じような企画があるのかどうかはにわかにはわからない。ゴッホの肉筆油絵がたくさん出ている。「アイリス」が即決で6800円!中国の大量生産模造品で、確かに肉筆にはちがいないが、決してゴッホの肉筆ではない。コチラで
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コチラにはなんとゴッホのホンモノが出品されている。ホンモノが数十万円ならとんでもない掘り出し物であるが、一儲けしたい方は応札してみては。責任は持てませんがね。
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※オークション終了後落札価格を見てみるとなんと964,895円!! 明白なニセモノに100万円とは豪儀な。しかし出品者はあくまでホンモノと言い張っている。落札者がニセモノではないか、という疑義があるなら国家機関による鑑定を出せ、と。しかし、国家は鑑定なんかしませんよね。


ともかく、インターネットの成果としてだれでも画家として世界市場に打って出ることができる時代になった。

シバザクラ

サクラがすんだら、そこらじゅうの庭にシバザクラの鮮やかなピンク色。
それも田舎に行くほど多いような気がする。
さらにそれは老人世帯にある割合がきわめて高い。

東郷町坪谷で
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P1012135 posted by (C)オトジマ

東郷町坪谷で。老人世帯が多く、どこにも黄色い旗が。旗が出てれば無事ということ。こんな家にシバザクラがよく見られる。
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P1012134 posted by (C)オトジマ

牧水生家もこのとおり。牧水先生はシブ好みなんではないだろうか。趣味に合うかなぁ・・・
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P1012136 posted by (C)オトジマ

東郷町で。
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P4142124 posted by (C)オトジマ

日向市富高の広域農道沿い。毎年広い面積をショッキングピンクで埋め尽くしている。
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P1012142 posted by (C)オトジマ

ここのお宅はペットボトルの風車もすごい数。
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P1012144 posted by (C)オトジマ

花にもはやりすたりがあるんだろうが、私はこのドギツいピンクはどうしても好きになれない。好みは人それぞれなので、文句を言ってもしかたないが、シバザクラの流行がはやく廃れればいいのに、と秘かに願っている。
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P1012146 posted by (C)オトジマ

一心行の大桜

浄専寺のシダレ桜はローカルニュースの範囲だろうが、阿蘇の一心行の大桜は全国区的な有名な桜である。
既に葉ザクラではあろうが、五ヶ瀬まで来たついでに足を伸ばしてみた。

国道325号の大きな手描き看板が置いてある交差点から降りていくと、すぐに幾人もの交通整理員が道路に立ち、駐車場に導く。広い臨時駐車場と立ち並ぶテント群はまるで巨大イベントの会場のようだ。桜1本に駐車料金500円!!思わず、寄らずに立ち去ろう、とも思ったが、せっかく来たので記念に見ていくことにした。

もう花のすれている平日でこれであるから、先週末の恐るべき混雑はおして知るべし。
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庭木屋も便乗商法
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以前は一面の畑で、その中にポツンと生えていたいうが、今は一心行公園となっている。
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あきらかに葉ザクラ。樹齢400年ほどだからソメイヨシノということはない。ヤマザクラだろうから葉は赤い。
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サクラよりも菜の花の方が目立っている。
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浄専寺は高齢者が多かったが、ここは若い人が多く来ている。デートのカップルも多い。
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周囲はこんな木道で囲まれている。
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昭和初期の落雷で一本だった木は6本に裂け、更に近年の台風でそのうち2本が折れた、というから満身創痍。しかし毎年咲いて、大勢の観光客を集め、地元にお金をもたらす立派なサクラである。
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阿蘇カルデラの里はいたるところサクラやモモ、そのほかの花木が咲き乱れている。ヤマザクラも多い。
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いつも写真に撮る神社。
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田に水
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宮崎・熊本県境そばの農家。これこそ桃源郷。
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阿蘇外輪山裾野の高原、標高550mくらいなので冬の寒さは厳しいところ。
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浄専寺のしだれ桜

4月になると宮崎県のローカルニュースでは必ず五ヶ瀬の浄専寺のシダレや新富の黒木宅のシバザクラが取り上げられる。さぞ人が多かろう、と思うと行く気にならないが、今日はお天気もよく、ヒマもあったのでやや盛りは過ぎているのはわかっていたが、遠距離ドライブに出かけた。

平野部ではサクラはすっかり葉ザクラや散ってしまっているが、山の中に入っていくとまだまだ咲いている。
国道218号津花トンネル手前の沿道で。
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葉ザクラもある
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そしてこれが浄専寺。おなじみのシダレの古木。さすがに盛りは過ぎていて、花影が薄い。
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平日で盛りは過ぎているのに結構人が多かった。県外車も多い。おとといの日曜のすさまじい混雑が想像できる。
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ふと気がつけば、今日4月8日は花祭り。甘茶もらいの日。
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紙コップで甘茶のサービスがある。甘茶なんてこんな機会がないと飲むものではない。
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本堂前の巨木は杉かと思えば、高野槙だとか。
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木像たち。
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こちらは三ヶ所神社。
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ミツマタの木が多く、花が咲いている。
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石楠花が多いが、満開は4月半ばから下旬頃か
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駐車場にも立派なシダレ
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浄専寺近くの原田邸にも驚くようなシダレの巨木がある。
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青空によく映える。
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五ヶ瀬町廻淵の国道218号
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路傍の大師堂
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キャンプの夜の読書

4月5・6日は寒気が流れ込み寒い週末であったが、かねて生徒達とキャンプに行く約束をしていた。土日なのに閑散とした須美江キャンプ場。オートキャンプ場なら何も借りないですむから安いだろう、と思ったら意外や3200円、テントを借りる台付テントなら1400円。快適な台付テントだって車を横付けできるんだから高い料金のオートキャンプ場はバカらしい。
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しかし、いかんせん寒い!おまけに日が暮れると雨まで降ってきた。大騒ぎで楽しい子ども達をほったらかして車の中で懐中電灯の灯りで本でも読むことにした。これが面白くて一晩で読んでしまったのである。

辞書になった男 ケンボー先生と山田先生   佐々木健一著 文芸春秋刊
NHKBSで昨年4月に「ケンボー先生と山田先生--辞書に人生を捧げた二人の男」という番組があったらしい。残念ながら見てない。この本はその番組のディレクターだった佐々木氏がその番組の内容を更に掘り下げてている。相当の下調べをして番組を作っているだけに、一回限りの放送では盛り込めなかったことも多々あり、一冊の本にまとめた。本屋大賞を取り、映画化もされた三浦しおんの「舟を編む」は辞書の編纂という超地味で小さな世界を描いているがとても面白かった。それと似た世界であるが、さらにリアルでドラマティックなドキュメンタリーといえる。

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二人の男は見坊豪紀(けんぼうひでとし)と山田忠雄という辞書編纂者である。二人は東大文学部国文科の同期生であり、大学を出てすぐ、恩師金田一京助の命で戦時中に協力して三省堂の「明解国語辞典」を編纂した。その後明解国語辞典は三省堂を支える重要な辞書となるが、改訂作業の遅れにともない、二人はそれぞれ同じ三省堂の辞書である「三省堂国語辞典」と「新明解国語辞典」の二つの辞書の編集主幹となる。この本はこの二人の天才的個性的辞書編纂者がいかにして協力と友情から対立に至ったのかというナゾを軸に展開している。

二人のうち山田忠雄と彼の「新明解国語辞典」については赤瀬川原平の「新解さんのナゾ」でおなじみである。赤瀬川は「新明解国語辞典」の中から面白い語釈をたくさん抜き出して「新解さん」の独特な個性を抽出した。新解さんは辞書のくせに奇妙な個性や主張や独断をちりばめているのである。

有名な項目の例が「恋愛」
れんあい【恋愛】特定の異性に特別の愛情をいだいて、二人だけで一緒にいたい、できるなら合体したいとう気持ちを持ちながら、それが常にはかなえられないで、ひどく心を苦しめる(まれにかなえられて歓喜する)状態。(第3版)

ということは合体がかなった後はもう恋愛状態を脱したということなのか・・・。そういわれればそんな気もするな。合体が恋愛の最終目的なのは生物の生殖本能としては当然だからそれに触れても不思議はないか。しかし有名なこの語釈は現在の版では見られないようだ。私の持っている第3版にはある。しかし次の【老爺】については第3版には項目そのものがなくなっている。

ろうや【老爺】著しく年をとったため、動作に活発さを失い、過去の思い出に生きる男性。

んーーん、身につまされるなぁ・・・・

動物園では思わず噴出してしまった。これも第3版ではおだやかな表現に変更されている。動物園から苦情が殺到したそうだ。

どうぶつえん【動物園】生態を公衆に見せ、かたわら保護を加えるためと称し、捕らえて来た多くの鳥獣・魚虫などに対し、狭い空間での生活を余儀なくし、飼い殺しにする、人間中心の施設。 (第4版)

私も試しになにか面白い例はないかとパラパラとめくってみた。

しっと【嫉妬】自分より下であると思っていた者が自分より多くのものを持っていたことに気づいた時の、むらむらとしたねたみの気持。

エエーーッ! 嫉妬ってこんなんだっけ!? そういわれれば思い当たるフシが多々ある私なのでした。齢をとるにつれ嫉妬多き人生である。

更に凡人の項も凡人が読むと凡人のくせにムカつくのである。

ぼんじん【凡人】自らを高める努力を怠ったり、功名心を持ち合わせなかったりして、他に対する影響力が皆無のまま一生を終える人。



新解さんの引用をしているとキリがない。ただし実際に「新明解国語辞典」をかたはしから読んで面白い記述を見つけるのは大変。ほどんどの語句の語釈はフツーである。山田氏が亡くなられた後の改訂版では山田色はうすれてきているのではないか。しかし驚いたのは久しぶりに小型辞書を手にしてみたら、その字の小さなこと! エエッ!?昔は自分はこれを平気で読めていたのか、と思うといかに目が悪くなったかを思いしらされた。現在はもっぱらフォントの大きさを自在に調節できる電子辞書だよりである。

三省堂の二つの国語辞書は両方とも売れて三省堂を潤わせたそうだが、年を経るにつれ新明解のほうが売れ行きを圧倒的に伸ばし山田の印税収入の方が多くなったはずだが、見坊豪紀と山田忠雄では、見坊の方が辞書編纂の先輩で本当の大御所である。見坊が大学院卒業後すぐに明解国語辞典の編集に取り掛かかって以後、山田は長いこと見坊の下で働くことになる。山田に屈折した感情がわだかまり、後に対立に至る。新明解には各所に山田の鬱積した心情が用例の中にうかがわれるという。

見坊は言葉の用例収集の鬼となって生涯に140万語の用例をあつめた。まぁ、素人にはなんのことやらよくわからないが、超人的、神の域に達する偉業だそうだ。人間が神の域に達するには人間であることを捨てる必要がある。見坊の人生はすべてが言葉の収集に費やされ、家族の会話や団欒も日曜のドライブも旅行もなにもなかったという。新解さんの面白さに比べると地味ではあるが、すごい人生である。

NHKディレクターの佐々木氏はこれが最初の著述だというけれど、すでに立派なライターである。番組を見ておけばよかったと悔やまれる。


さて、明け方には気温は5度Cまで下がる。夏用シュラフでは全然寒さが防げず、ウツラウツラの夜が明けるとさわやかな青空。しかしまだ風は冷たく、やはりキャンプは水遊びができるような気温になるまでするものではないな、と悟った。写真で見る限りは極楽のような須美江の光景であるが水遊びには寒い。
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P4063636 posted by (C)オトジマ

橋のむこうは須美江海水浴場。
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キャビンは8400円。快適であるが、家にいるのと全く同じ。ぜんぜんワイルドではない。
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サクラは葉ザクラ。
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都万神社

西都に行く用事があり、都万神社に寄ってみた。
多くの楠の巨木が名物。
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中が空洞になっている巨木が多い。
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境内には中がウロになった楠の丸太があり「楠くぐり」
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願い事を念じながらくぐると願がかなうとか・・・
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都万(つま)は妻に通じ、良縁に恵まれる、ということから近年はパワースポットとして人気。
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絵馬にも良縁を願うものが多い。
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ホントに彼女ができで欲しいなぁ。
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あんまりえり好みしちゃできないよ。
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うちの妻も娘のために縁結びのお守りを買っていた。霊験あらたかなるを祈るばかり。

境内の中を用水が流れている。田植えの時期で水量が多い。
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美々地小学校閉校

私の同級生の公務員たちはこの3月末で定年である。教員になった友人達は校長で退職するものも何人かいるようだ。
延岡市北方町美々地小学校の校長M君も今年で退職、おまけに美々地小学校3月をもって閉校ということで、いよいよ最後の日という3月31日に訪問してきた。

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美々地小学校については同校ホームページから引用する。
----美々地小学校は,ロッククライミングで有名な秀峰比叡山の麓にあり,近くには,鮎で有名な五ヶ瀬川の支流,綱の瀬川に沿う谷間に位置しています。
 早くから開発された鉱山町で,かつては,三菱の槇峰鉱山があり,5000人近い人々が暮らしていたそうです。
鉱山は,昭和42年2月28日閉山され,その後,人口が減ってきました。
 美々地小学校も多い時は800人近い児童がいましたが,閉山と共に減少し,現在は,18人の児童数になっています。
----

最終的には児童数14名であった。延岡市ではこの3月で歴史ある学校がいくつか閉校となった。
北方町の美々地、城、三椪(みはえ)、浦城が閉校、黒岩が中学校と統合。

下:同じく北方町五ヶ瀬川河畔の城小学校。2月撮影。
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P2153325 posted by (C)オトジマ

城小学校。向こうの山の上を国道218号が走る。
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P2153327 posted by (C)オトジマ

同じく北方町三椪小学校。曽木川の上流である。
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P9058737 posted by (C)オトジマ

校庭の真ん中のセンダンの巨木がシンボルだった。昨年9月に撮影。
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P9058739 posted by (C)オトジマ

美々地小学校閉校の碑。
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P1011934 posted by (C)オトジマ

項かは小島政一郎、海老原吉之。延岡近辺ではよく知られた教員たち。
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体育館のあるところはかつて槇峰鉱山の鉱員住宅が並んでいたところ。
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教員たちが片付けに追われていた。教員達は全員翌4月1日から別の任地に赴く。
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5月に歴代の卒業生を招いて閉校記念式典があるので、その時まで教室の雰囲気を残すのだそうだ。
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歴代校長の写真。従来は1枚16000円で外注していたものを、最後の校長M君は自分のは自分で撮影し自分で画像処理してプリントし700円で済ませた、と自慢していた。冗費節減、公務員の鏡である。
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いたるところサクラ吹雪。
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学校周辺。今ではグーグルストリートビューでここらまで見れる。
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学校がなくなり、教員住宅にも人がいなくなり、いよいよ寂れるだろう。
槇峰鉱山が盛んなころは大変賑わった地域である。大勢の住民は各地に散ってしまっている。槇峰の昔を懐かしむウェブページ「槇峰の記録」がコチラにある。

佐伯 独歩 養賢寺

佐伯の歴史と文学の道も何度も来た事がある。明治期の写真を見ると、山際には家があるが、海側にはなく、ずっと田んぼだったらしい。すなわちこの街並の歴史は明治以降のもの。

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P1011877 posted by (C)オトジマ

明治期の坂本家。背後は城山。
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文学の道、というのは明治期に若き国木田独歩が教員として佐伯にわずかに10ヶ月滞在したおり、ここに下宿したことによる。その下宿先がこの坂本家。勤務先の鶴谷学館の館長がこの家の主、坂本永年であった。
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坂本家は佐伯藩の家臣であった。当代坂本氏によれば、慶長6年に入封した藩主より家屋敷を与えられて以来400年ここに暮らすという!ただし、この家屋は400年前のものではない。もと藩主の狩のための別荘だったものを譲り受け、ここに移築したとか。
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表と裏に庭がある。あまり大きくはない。
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ここらには何度も来ているが、この独歩館に入るのははじめて。独歩は二階に下宿していた。
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昔の家だから天井が低いのか、と思っていたら、そうでもなく、移築したおりに2階を増設したので天井が低くなってしまったという。そっと歩かないと絶対に頭をぶつける。
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庭に土蔵があって展示室となっている。これは二階の読書室。
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坂本家現当主の老人が、面白い所に案内してあげよう、と我々を養賢寺の藩主墓所に連れて行ってくれた。
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藩主墓所は塀で囲まれカンヌキのかかった門で閉ざされいるが、坂本老人はなれた手つきでカンヌキをはずし、我々を招じ入れた。ずらりと歴代藩主の墓石が並ぶ。写真ではスケール感がわからないがかなり大きな墓石。
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たかだか2万石の藩主にしてはとても立派だ。延岡藩七万石内藤家の墓所が城山の下にあるが、あそこより立派。
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坂本老人はこの墓地で藩主毛利家の戦国以来の来歴を語った。大変な記憶力である。帰ってウィキペディアで調べると、おおむね彼の語ったことと同じ記載があった。毛利家というと中国地方・長州の毛利家を思い浮かべるが、血統は全然別である。坂本老人も語っていたが、藩祖毛利高政は秀吉の家臣で秀吉の落胤とする説もある。元来は森姓であったが、秀吉の中国攻めのおり、秀吉の命で一時人質として毛利家に預けられた。そのとき毛利輝元から大いに気に入られ、森と同じ読みである毛利の姓を与えられた、という。

墓所から養賢寺の庫裏を見下ろす。とても大きくて立派な寺である。いずこも藩主菩提寺は大きいが、ここは格別に大きい。とても2万石とは思えない貫禄である。佐伯藩は平地が少ないので石高こそ2万石しかなかったが、日豊海岸の海産物に恵まれ、財政は豊かだったとか。
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養賢寺は山門に「拝観お断り」の立て札があるので中に入りづらいが、坂本家は檀家総代も勤めていたらしいので坂本老人は平気で境内を通って帰る。
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以下は美しく清められた境内のようす。
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サクラの花びらが美しい。
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庫裏
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本堂の屋根は銅版葺き。緑の緑青が美しい。
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右は佐伯鶴城高校体育館
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養賢寺前にある忠魂碑の巨木。
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驚いたのが市街地の道路の真ん中に生える楠の巨木。住吉大楠という。元は神社境内にあったものが、道路拡幅によって神社が移転し、この巨木だけが残されたという。よくぞ伐らなかった。
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佐伯城

サクラを求めて日豊海岸を北上し、佐伯城に至った。どこの城下町でもお城は花見の名所である。
佐伯城下の市民会館あたりも賑わっていた。
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城山への登り口
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佐伯は何度も来ているが、城山は登ったことがなかったので、この機会に登ってみることにした。
城山は標高144m、登り口辺りの標高がわずかに2mなので標高差は約140m。延岡の城山が50mだから、およそその3倍登ることになり、けっこうな登山である。道もこんな風で石段ではない。
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すれ違う人がみな挨拶をしていくところは登山と同じ。
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登山路にはぜんぜん城の遺構は見られず、ほんとに城跡?という感じであったが、頂上でやっと石垣があらわらた。ゼーゼー、ホッ。麓から約20分くらいか。
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頂上は石垣で囲まれ展望が良い。佐伯の町が一望できる。
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大入島方面
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本丸石垣。江戸時代初期に天守は焼失して以来、天守は再建されなかった。
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本丸跡の標柱
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山頂の遺構はこんな配置
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北の丸は狭く細長い広場
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本丸石垣
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本丸から二の丸方面を見る。堀切りに小さな橋がかかる。よくみると桁が鉄。
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二の丸
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二の丸にある独歩文学碑。佐伯城はえらく独歩に寄りかかっている。
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おや?こんな所に丸い穴が? 決してゴミ焼却穴ではない。明らかに対空機銃だか高射砲だかの旋回砲台跡。
佐伯には海軍施設もあったし、こんな高台だから防空施設があって当然だ。何も説明板がないのは片手落ち。
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この先が西の丸
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西側展望。川は番庄川。
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帰りは登城路を通る。コチラの方が傾斜が急だが距離は短い。
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小ぶりだが、なかなか風情のある城であった。ちょうどいい運動になるコース。
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トトロのとなり

Author:トトロのとなり
現在トトロのとなりの門川町に住む。
日豊地域での見聞を中心に徒然を記す。
お金がないので遠くには行けない。
お金がないのでグルメ記事はなし。

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