灯りの研究 2

孫の夏休み自由研究「むかしのあかり」、その2

昔の灯り、というと行灯がある。中にはおおむね油による灯火がある。
菜種油によるものである。提灯にはローソクが使われた。
菜種油による灯火にはj子供向けに優れた絵本がある。

岩波書店刊「江戸のあかり」-ナタネ油の旅と都市の夜ー(坂本学著・一ノ関圭絵)
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P8064824 posted by (C)オトジマ
昔、書店で見て感心したことがある。このたび孫の自由研究の資料にアマゾンの古本を購入した。
司馬遼太郎の「菜の花の沖」の挿絵と考えるとちょうどいいかもしれない。
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P8064826 posted by (C)オトジマ

私が子供の頃は風呂場は庭の端に独立した小屋があって電線が通ってなく、入浴時には油の灯りを灯していた。
それこそ半世紀ぶりにそれを再現してみた。
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P8074863 posted by (C)オトジマ
サラダ油に灯心を浸しただけ。ただし灯心が問題である。やはり木綿の紐が良さそうだが意外と家庭で探すと木綿の紐なんてないものだ。ロープや紐類はほとんど化繊なので燃やすとすぐに溶けてしまう。これは紙紐を代用しているので消耗が早い。

魚油の灯り。ネットで調べるとツナ缶でも灯りができる、と書いてある。緊急時にも使える、という触れ込みだが・・・
まず中身は出して油だけを残す。昔のツナ缶は知らないが、近年は油が少ないらしい。それも魚油でなく植物油。
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P8074848 posted by (C)オトジマ

たしかに灯りはともる。しかしいかんせん油が少ないので長くはもたない。灯りのためにツナ缶を買うとしたらえらくコストパフォーマンスが悪い。まぁ、今日はツナをご飯のおかずにしたので無駄にはならなかったが・・・
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P8074870 posted by (C)オトジマ

昔はどこの家庭でも油の灯火やローソクの灯りが一般的だったんだろう、と現代人は想像しがちである。時代劇でもそうなっている。ところが菜種油やローソクというものはとても高価なもので庶民がじゃんじゃん使えるようなものではなかったとか。江戸時代まで農家では家の中の灯りといえば囲炉裏しかなかった、というのが普通だったらしい。つまり暗くなったらすぐ寝たということ。貧民が夜学問をするとなったら「蛍雪の功」しかなかった、というのはあながち冗談ではないのである。

次にたいまつ
これは盆の迎え火用に店で売ってる松明。イオンで売ってる中でも最も高価なものを買ってきた。といっても350円くらいか。
昔はともかく、我が家には仏さんがいないので迎え火を炊いたことがない。はじめて店で松明を選んでみると、価格はいろいろ。安いものはいかにもヤニが少ない細いものばかり。いかにもヤニのありそうな堅い節くれだったこれが高かった。
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P8064772 posted by (C)オトジマ

昔の照明用の松明は単に松の根や幹を割ったものだったらしいから、これを灯りにできなくはないはず、と考えて暗いところで火をつけてみる。
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確かに灯りとして使えなくはなさそうだ。しかしこれでは風に弱く、長時間はとても使えない。5分とて無理。
長時間使える松明のためにはやはり油脂を布に浸したものを巻き付ける必要があった。それも木の棒ではなく金属の棒の方がいい。自由の女神はそんな松明を掲げている。

昔の灯り、のつながりで走馬燈を作ってみようと思い、まずは行灯を作る。
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P8074840 posted by (C)オトジマ

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透明フィルムに絵を描かせる。
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走馬燈をロウソクで作るとフィルムへの延焼が気になる。じゃあ手軽に電球でやってみるか、となるとLEDでは発熱が少なく上昇気流がとても弱い。いろいろ技術的に課題があり、4年生のレベルでは手に負えないので、ひとまず置いといて、灯台に転用。
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これだと「灯台もと暗し」が歴然とわかる。
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P8074872 posted by (C)オトジマ

さらに手持ち提灯に転用して真っ暗な小学校の校庭に出かけて子供たちに散歩させてみた。街灯のない暗闇の中ではこんな手作り提灯でもものすごく役に立つ。
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トトロのとなり

Author:トトロのとなり
現在トトロのとなりの門川町に住む。
日豊地域での見聞を中心に徒然を記す。
お金がないので遠くには行けない。
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