花桃の里

NHK「花桃の里にいらっしゃい」を見た。NHKの番組紹介ではこうある----
---「天国に一番近い里」――美しい景色への愛着と、高齢化への一抹の不安を込めて、彼らは自分たちの集落をそう呼ぶ。中国山地の奥深く。13人が暮らす島根県邑南町の川角(かいずみ)集落では、春、住人たちが植えたおよそ1000本の桃の花が咲き乱れる。その光景はまさに「桃源郷」。皆で花見客をもてなす「花桃祭り」までの、集落の人たちの5か月間を見つめる----

番組からのスクリーンショット
花桃の里
花桃の里 posted by (C)オトジマ

花桃の里
花桃の里 posted by (C)オトジマ

山間部の限界集落。かって人口100人以上あったものが現在ではわずか13人で老人ばかり。廃屋が目立ち、遺棄された棚田が多い。ここの老人達が荒れ放題の棚田の草を刈り、花桃の苗を植え始めたのが5年前。昨年春、始めての「花桃まつり」を開催した。思いがけず1000人以上の見物客が来た。老人達はそれに励まされ、日本一美しい花の里づくりにまい進している。実生で苗を育てすでに1500本を植え、1000本が開花するようになっている。老人達は生き生きとして本年で2回目の祭りの準備に取り組む。今年は昨年を上回る1200人が訪れたという。この放送で来年はヒトケタ多い客が来るんではないだろうか?なかなか心温まるドキュメンタリーであった。遺棄された段々畑の活用法としてどこでも見習うことができるのではないだろうか。

花桃の里
花桃の里 posted by (C)オトジマ

花桃の里
花桃の里 posted by (C)オトジマ

実は私の近所でも似た例が。
門川神社裏の山すそに花桃の並木道がある。
これは花の時期、3月の写真。菜の花もサクラもいっぱい。
裏山
裏山 posted by (C)オトジマ

裏山
裏山 posted by (C)オトジマ

裏山
裏山 posted by (C)オトジマ

裏山
裏山 posted by (C)オトジマ

花の時期には通りがかる人は皆車を停めて写真を撮っている。
これは現在の様子。
裏山
裏山 posted by (C)オトジマ

もう青い実がなっている。ウメとほぼ同じくらいの実であるが、これ以上は大きくならず食用にはならない。
裏山
裏山 posted by (C)オトジマ

山の斜面にはサクラの若木がいっぱい。そのうちサクラの名所にもなりそうだ。
裏山
裏山 posted by (C)オトジマ

ビワやウメ、カキもある。
裏山
裏山 posted by (C)オトジマ

ここの地主の方が下刈りをしているところに出会った。
彼のお母さんが実生でハナモモの苗をたくさん育てていたのでここに植えたそうだ。山の斜面には町の森林組合が補助金を25万円出すから杉の植林をさせてくれ、と申し込みがあったそうだが先行き真っ暗な林業もバカらしい。小規模な林業だといざ伐採・出荷となると木材代金より業者への支払いの方が多くなるという。それくらいなら皆さんに喜んでもらえる花の咲く木でも植えた方がマシだ、と考えたという。

しかし、一文にもならぬハナモモやサクラを植える、といっても杉の植林と同じで10年は下刈りを続けねばならないから、大変なご苦労である。それに、ハナモモは木が大きくなるとめっきり花が少なくなるそうで、花が楽しめるのは若木のうちだけだという。それに大変虫がつきやすく、枯れる木も多いらしいから大変だ。そういって、彼はまた山の斜面に分け入って刈り払い機のエンジン音をたてはじめた。美しい花があるところには、こういった無償の善意があるんだなぁ、と感じ入った次第。

これは美郷町田代で。
西郷
西郷 posted by (C)オトジマ

西郷
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トトロのとなり

Author:トトロのとなり
現在トトロのとなりの門川町に住む。
日豊地域での見聞を中心に徒然を記す。
お金がないので遠くには行けない。
お金がないのでグルメ記事はなし。

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